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院長インタビュー

世界の先進技術を取り入れ
患者さんの将来を見据えた治療を
歯科医師を目指したきっかけは?
私の家系は代々歯科医師のため、私もそうなることは自然な流れでしたが、歯科医師はものづくりの要素もある仕事です。もともとプラモデルなどのものづくりが好きだったので、プロの機械を使って仕事をしながら、自分の好きなことができると考えると、ただ家業を継ぐだけではなく、楽しみながら働ける職業だと感じていました。そのため歯科医師になる決断は早かったですね。
海外でのご経験が豊富ですね
大学在学中から、日本の歯科医療には限界があることを感じていました。日本は保険で安く治療が受けられるメリットがありますが、本当に良い治療をしようと思うと、良い機械、良い材料、良い技術が必要です。海外の医療費が高いのは、それだけ質の高い治療を提供しているから。自然と海外に出て勉強しないといけないと思うようになりました。
卒業後はアメリカに何度も渡り、材料や機械の見本市を見学しました。当時、海外で学ぼうという歯科医師はほとんどいませんでしたが、現地で同じ志を持つ日本人と出会い、一緒に勉強を重ねました。
その後、インディアナ州立大学の教育プログラムが日本で始まる際、スタートメンバーとして参加することになり、そこから研鑽を積むことで海外での資格取得や大学講師を務めるといった経験を得ることができました。

いち早くデジタル技術を導入
より精密で負担の少ない治療の実現へ
デジタル技術への取り組みは?

私はものづくりが好きだったこともあり、デジタル機器にも興味があります。そのため新しい機器などは積極的に導入するようにしています。
例えば、3Dスキャナーで口腔内を立体的に再現し、CTで撮影した3次元データと組み合わせてコンピューター上でシミュレーションを行うことで、より精密な診断と治療が可能としています。
5年ほど前からは、VRやARグラスも治療に取り入れています。通常、歯科治療では患者さんを診ながら横にある機器の画面も確認する必要があります。これは自動車で言えば「よそ見運転」のようなもの。そこでARグラスに機器の画面を映すことで、患者さんの顔を見ながら必要な情報も確認できるようにしました。まだ医療機器メーカーも製品化していない技術ですが、自分で工夫して導入しています。
インプラント15年保証の理由は?
当院では信頼性の高いストローマン社のインプラントを使用し、15年という長期保証を提供しています。
これだけの長期保証を提供できるのは、確かな技術と経験があるからこそ。患者さんに安心して治療を受けていただきたいという思いから、この保証制度を設けました。
インプラント自体はすでに珍しい治療ではなくなってきていますが、技術は今でも進歩しています。新たな技術や知見を取り入れ、経験を活かして実際の施術に落とし込むことが大切です。今後も常に最新の情報を学びながら、質の高い治療を提供していきます。

できるだけ削らない、抜かない
歯を守るための早期発見と先進治療
歯を削らない治療とは?

私の基本方針は「できるだけ歯を削らない」ことです。そのためには早期発見が重要で、ビスタカムやダイアグノカムという機器を使って、目では見えない初期の虫歯も発見できるようにしています。
また、オゾン治療という歯を削らずに虫歯を治療する方法も導入しています。当初はそれほど期待していなかったのですが、患者さんの反応は予想以上に良く、車で7~8時間かけて通院される方もいらっしゃいます。歯を残すことの大切さを、多くの患者さんが感じていらっしゃるのだと思います。
診療で大切にしていることは?
「自分がされたい治療をする」これが私の診療理念です。10年後、20年後に「あの時、治療してもらって良かった」と思っていただきたい。そのために、説明の時間をしっかりと確保し、場合によっては図や模型を使って視覚的にも理解していただきながら、質の高い治療を提供しています。
治療法も一つではありません。当院は技術も機械も豊富な選択肢を持っています。患者さんの状況やご希望に合わせて、複数の選択肢から最適な治療を一緒に選んでいただく。これが当院のスタイルです。

「歯医者は痛い」というイメージを変えたい
技術と経験で実現する優しい治療
痛みへの配慮は?

「歯医者は痛い」というイメージを持たれる方は多いです。当院では経験から培った技術で、できるだけ痛くない治療を心がけています。
もちろん100%とは言えませんが、例えば親知らずの抜歯でも、できるだけ腫れたり、痛まないような抜き方をしています。注射の打ち方一つとっても、痛みを軽減する方法があります。
高い技術力を持っていますので、歯科治療が苦手な方も安心して治療を受けていただければと思います。
地域医療への取り組みは?
通院が困難な方のご自宅や施設に伺う訪問診療も行っています。訪問だけではできない治療に対応するための送迎サービスも無料で提供しており、地域の皆さんが安心して歯科治療を受けられる環境づくりに努めています。
また、毎年12月にはフィリピンで医療ボランティア活動を行っています。現地では適切な歯科治療を受けられない方が多く、少しでもお役に立てればという思いで続けています。地域医療と国際貢献、両方の視点を持って診療にあたっています。
予防歯科についてのお考えは?
実は「予防歯科」という言葉があまり好きではないのです。というのも、定期的にPMTCを行っているにもかかわらず、実は虫歯がたくさんあるという患者さんを多く見てきたからです。
当院では基本的には3ヶ月ごとの定期検診をおすすめしていますが、患者さんの状況に応じて頻度を調整します。大切なのは見逃さないこと。そして「とりあえず様子を見る」のではなく、必要な治療は積極的に行うことです。早期発見、早期治療が結果的に歯を長く残すことにつながります。

地域から世界まで
すべての人に最善の歯科医療を
メッセージをお願いします
当院は、豊富な経験と技術、そして充実した設備を活かして、患者さん一人ひとりに最適な治療を提供しています。デジタル技術を積極的に活用し、痛みの少ない、できるだけ歯を削らない治療を実践しています。10年後、20年後も健康な歯で過ごしていただけるよう、患者さんと一緒に最善の治療を考えていきたいと思います。
アットホームで来やすい雰囲気づくりも大切にしていますので、どんな小さな悩みでも気軽にご相談ください。遠方から通院される患者さんもいらっしゃいますが、それだけの価値ある治療を提供できると自負しています。
皆さんの歯の健康を、全力でサポートさせていただきます。